豊富な手元資金でPERを低めに見る
- 2011/12/14
- 19:52
長期負債が91.5億ドルです。
手元流動性から長期負債を引くと185億ドルのネットキャッシュになります。
この185億ドルをジョンソン&ジョンソンの発行済み株27.8億株で割ると1株あたり6.65$のネットキャッシュがあることになります。
近頃、ボーナスの時期ですが、このネットキャッシュこそ、株におけるボーナスとでもいうのでしょう(笑)
現在の株価が63.3$で2012年末の1株あたりEPSが5.23$であることから、
(63.6-6.65)÷5.23 = 10.88倍
のPERになります。
ネットキャッシュがなければ、
(63.6)÷5.23 = 12.1倍
になりますね。
ジョンソン&ジョンソンはネットキャッシュが185億ドルもあり、不況時でも安心して投資できる銘柄ですね。
ちなみにコカコーラは手元流動性が112億ドル、長期負債が140.4億ドルです。
ウォルマートは手元流動性が74億ドル、長期負債が407億ドルです。
※長期負債より手元流動性が低いですが、これらの企業は営業活動によるキャッシュを毎年十分稼いでるため、問題にならないと思います。
ジョンソン&ジョンソンがいかにネットキャッシュリッチなのかがわかりますね。
☆投資判断は自己責任にてお願いします。
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