7月の記事ですが、はりつけておきます。
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米J&Jの第2四半期、利益が予想上回る
2013年 07月 17日 00:56 JST
米医薬品・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。
消費者製品の伸びがさえなかったものの、処方せん薬や医療機器の販売が好調だった。
利益は38億ドル(1株当たり1.33ドル)で、訴訟関連費用や資産評価損などで22億ドルの費用を計上した前年同期の14億1000万ドル(同0.50ドル)から増加した。
特別項目を除く1株利益は1.48ドルで、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト平均予想の1.39ドルを上回った。
J&Jは、アイルランドのバイオ医薬品メーカー、エランへの子会社を通じた出資を縮小、2億1300万ドルの株式売却益を得た。
ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ラリー・ビーゲルセン氏は、驚くほど堅調な販売や利益率の改善、エラン株売却益などを背景に利益が予想を上回ったと分析した。
売上高は8.5%増の178億8000万ドルで、市場予想の177億1000万ドルを上回った。
処方せん薬の世界売上高は11.7%増の70億2000万ドル。
関節リウマチ薬「レミケード」や乾せん治療薬「ステラーラ」などの売れ行きが好調だった。
医療機器の売上高は9.6%増の71億9000万ドル。
スイスの医療機器会社シンセスの買収などが追い風となった。
ただ、市販薬の売上高は1.1%増の36億6000万ドルにとどまった。
米国内外の市場が弱含んだ。「タイレノール」や「モトリン」などのリコールが、米国内の売り上げに影響を及ぼし続けている。
1株当たりの通年利益見通しは5.40─5.47ドルとし、これまでの5.35─5.45ドルから引き上げた。
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ここ3年くらいのEPSが
2010年 4.78ドル
2011年 3.49ドル
2012年 3.86ドルと納得いかない推移をしめしていました。
これはタイレノールなどのリコール費用のせいであったわけですが、2013年第2四半期のEPSは1.33ドル、2013年上半期のEPSは2.55ドルと前年度1.91ドルから33パーセントも改善しています。
ここ1-2年のEPSの不調でJNJの株を手放したりしてたわけですが、1-2年くらいの業績で判断してはいけないと感じた次第です。
※ちなみにバフェットさんはJNJの株をほぼ売却したと聞いてます。
この業績を好感してるからでしょうか、JNJの株価は60ドル近辺から90ドルまで上昇をしてしまいましたね。
ここ数日、86ドル台まで落ちてきてるので、押し目買いのチャンスかもしれませんね。
EPSのロイター予想の5.46ドルでPERを計算すると
昨日の株価の終値が87.16ドルですから、
87.16÷5.46=15.96倍
ですね。
2-3年前のPER12倍ぐらいだったと記憶してますが、それよりは高いですが、まだまだ買えない株価ではないと思いますね。
※JNJの処方せん薬事業の詳細はこちらのブログで説明してます。
http://stock2011.blog.fc2.com/blog-entry-59.html☆投資判断は自己責任にてお願いします。
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